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ビジネスセミナーのご案内

医療の安全・安心とコミュニケーション〜リスク回避はあなたの対話から〜
講 師

一般社団法人日本病院管理機構 日本メデイカルマネジメント学院
教務部 医療安全認定学術講師 上席研究員
南木 勝子

profile

大阪鉄道病院高等看護学園卒業後、国の機関で中間管理者、医療安全管理者を経験。その後、民間病院の看護部長を歴任。この間、看護基礎教育、認定看護管理者教育課程の講師として後輩育成に携わり現在に至る。また、一般社団法人日本病院管理機構、日本メデイカルマネジメント学院所属、医療安全認定学術講師、上席研究員として講演活動中。この度、予防的医療安全として対話によるケア型紛争解決を目指した医療対話推進者研修を受講し、対話の重要性を推進している。
ライフワークとして、地域の看護師に看護の魅力を伝えるプロジェクト活動や、地域の高齢者対象に介護予防活動にも従事している。

南木 勝子

医療安全元年とも称された1999年に起きた複数の医療事故から約20年が来ようとしている。この間に医療界は医療安全管理体制を整備し、その結果、診療報酬上の加算もついた。しかし、どうだろうか。体制は整備され、組織も機能しているにも関わらず、医療事故は起こり続けている。そこには、医療の高度化に伴い、様々な職種が関わって医療が提供されることから発生する職種間の連携不足や、医療現場の慢性的な人手不足から、本来は対面して説明が必要な情報を院内メールで済ませがちになり、その結果、情報は一方通行となりエラーにつながる危険性がある。更に、2025年問題を目前にして、病院の機能分化推進のため入院期間が短縮化し、職員と十分にコミュニケーションが取れないまま、不安や不満を抱えて退院する患者や家族からのクレームも多い。

そこで、医療の原点でもある「人間をケアする」という視点に立ち、ケアに最も必要とされている人間関係を構築するコミュニケーションの基本ついて考え、更に、これまでにない自分と相手との出会い直し関係が生まれる「対話」の効果や課題を述べる。

医療安全との関係では、患者志向を組み入れ、相互理解と関係性修復をもたらす「医療対話」について解説する。セミナーの終盤は、やや専門的にはなるが、患者や家族の受苦体験を共有し、不毛な医療紛争を防ぐための謝罪と共感の関係、更に情報開示対話については具体的な方法を示していく。本セミナーにより、職員一人一人が日常的に対話促進者として医療安全に貢献されることを期待する。

セミナープログラム

1. 医療安全の歴史とコミュニケーションの意義
2. よいコミュニケーション、信頼関係を築く対話とは
3. 医療の安全における「医療対話」 とは
4. 有害事象等発生時の謝罪と共感の関係 他

開催日 2017年12月8日(金)
時 間 14:00~17:00
受付14:00 開始14:10~終了17:00
会 場 コンベンションルームAP大阪淀屋橋 4階 北-A室
費 用 お一人様 7,000円(税別)
参加人数 25名
アクセス

〒541-0041大阪市中央区北浜3-2-25
京阪淀屋橋ビル コンベンションルーム
AP大阪淀屋橋
TEL:06-6204-0109

●地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」北改札より徒歩約3分
●地下鉄堺筋線「北浜駅」北改札より徒歩約5分
●京阪本線「淀屋橋駅」中央改札口より徒歩約2分
 「北浜駅」中央改札口より徒歩約5分

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